米が炊けるまでの話
ピクニック

 

5月15日(火)、国会議事堂の夜です。

 

 

今日は昼から永田町で打ち合わせがありました。4番出口から徒歩1分なのに20分かかるところ、私の方向音痴はもう才能の域です。

おまわりさんに道を聞いてそれでもわからず、木陰で休憩している女性二人組に聞いて、なんとかたどり着きました。五月にしては夏のような暑さで、打ち合わせ前から小汗をかく始末です。

 

 

小一時間ほどで打ち合わせが終わり、そこから永田町といえばここを見ておくべきだと国会議事堂を目指しました。おまわりさんを辿っていけば着くのでこちらは迷わずにすんなり到着。真正面からパチリと取りました。心なしか、議事堂はピースしているようでした。平和とは一体何でしょうか。

 

 

議事堂の正面から突き抜けの通りを行くと日比谷公園です。私は三度のメシより公園が好きなのでフラリと寄ることに。取り立てて何もなく、すぐに出てきました。すると今度は視界に皇居のお堀が見えます。そこで私は、東京駅まで歩くことにしました。

 

 

 

そしてどういうわけだか、二時間後に神田に着きました。

普段から運動不足の私にしたらそれでよかったのだと思いましたが、

そういえば、明日ピクニックに誘われていたことを思い出しました。

 

 

 

おやすみ日本

 

 

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越乃寒梅

2月5日(月)、宗兄弟の夜です。

 

 

 

 

先ほど駅前で蕎麦を食べてきました。だから米が炊けたところで、今日は食べないですね。しかし冬の極みとでもいいましょうか、地に残る雪の脅威と申しましょうか、寒いですね。日も暮れると、まるで冷蔵庫にいるような気分です。そんなところに、蕎麦屋なんてものが目に入りますと、これはもうだめですね。逆らえない。色欲のようなもんだ。トッピングで僕のお気に入りはかき揚げと紅生姜。学生時代の友達に、牛丼の上に目一杯紅生姜を乗っけるひとがいましたね。もう肉なんか見えないんですよ。生姜丼。これがうまいんだよーなんてね、とてもいい顔でニヤリとするんです。ああいう顔はいつまでも覚えているもんですね。それからも何遍だって会っているのに、思い出す時はその顔で現れる。あの日あの時、あの人の顔。あなたもあの時の顔で、あの人に思い出されているかもしれません。

 

 

 

 

 

土曜日は夕方から高円寺。バーの店主とお寿司に行きました。7時から仕事だというので、6時半まで飲んだり食ったり。さてそろそろと腰を上げると店主「もう一軒行こう」「お仕事は?」「遅れるのが常だよ」とこんな調子。飄々としてます。

 

 

 

 

 

 

二軒目は美人女将がひとり切り盛りする飲み屋。熱燗におちょこ二つ。これがまあうまい。熱燗なんて随分飲んでいなかったけど、まあ勿体無いことをしたものだと取り返すようにグビグビグビグビ。カウンターの端の常連が「この店は北関東に優しい」といえば、女将が私に出身を聞く。「茨城です」「ほうらやっぱり。北関東の顔をしているもの」一体どんな顔でしょうね。各いう女将も大子で同郷。小一時間経ったところでいよいよバーの店主が出勤なり。「まあ帰りにでも寄って」と言われそれから2時間3時間?定かじゃない。女将に手を振りケツを振り、バーの前になぜかラーメン屋太陽。なんだかんだで結局12時前にバー到着。顔見知りの写真家紳士も居て話していたが酒のせいで何一つ覚えていない。ただそこで「あの顔」はインプットされた。まあいい笑顔なんですね。

 

 

 

 

 

それからしばらくして、ロマンスグレーの渋い男と随分若い女が来店。男、チラッと私の顔を見るなり何やらカバンをゴソゴソ。「やるよ」と言われて受け取った白い紙袋は大きさにして手のひら大といったところ。ははぁこいつはともするとヤクかもしれんと無礼な私。よく見りゃ真逆、厄除け福豆の文字。日付も変わってもうだいたいの鬼が外に出払ったところで私は帰るわけだから、こんなに頼もしいものはない。と、隣を見れば写真家紳士、48粒数えてポリポリ。さあ米が炊けました。なんだかんだ、茶漬けでもいこうか。ではまた。

 

 

 

 

 

 

おやすみ日本

 

 

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金曜日の過ごし方

2月2日(金)、食事中の夜です。

 

 

 

 

文字通り、食事中です。というわけで今日は番外編。

昨日の残りの白飯に昨日作ったピーマンとひき肉炒めの残りをかけてレンジでチン。お手軽で楽チンです。

金曜日なんで箸なんて使いませんよ。スプーンでがっついて、タイピングして、がっついて、タイピングして。大変行儀が悪いですね。でも果たして本当にそうでしょうか?古本屋のメッカ、神保町になぜカレー屋が多いのか。それは本を読むために片手(スプーン)で食べられるものの方がいいからだなんていいます。まあだからこれとそれとはなにそれであるからして、私のタイピングディナーは無罪放免だ、なんていうつもりはないんです。ただただ、ここには思いついたことを書いている。それだけなんです。

 

 

 

 

だいたいがね、なにが華の金曜日ですか。華の金曜日だからなんだっていうのですか。飲み屋など見向きもせず、古本屋で二千円分本を買ってニコニコしながら帰ってきたのです。いいじゃないですか。誰が決めたんですか。華の金曜日はすこぶる華やかに過ごせなどと。私はそんな星には生まれついていないのです。電気ストーブの前に座布団を敷いてあぐらをかき、さけるチーズと缶ビールをお供に、ゆっくり肌が焼けながら本を読む。これ以上の幸せなんてね、どうやら幾つかあるらしいんですね。それはあなたの金曜日の過ごし方かもしれません。よい週末を。

 

 

 

 

 

おやすみ日本

 

 

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