米が炊けるまでの話
誘惑

11月20日(火)、ポリフェノールの夜です。

 

 

 

朝方6時に目が覚め、耳元のスマホから聞こえてきたのは日産の会長、カルロス・ゴーン氏が逮捕されたとのニュースでした。

昨夜からradikoをつけっ放しだったということになりますが、布団に入った時に何を聴いていたのかさっぱり覚えていません。

ただ午前1時まで、大家さんの家に居たことだけは覚えています。

 

 

 

大家さんと私と、お世話になっている空間デザイナーのSさんとですき焼きを囲もう。

そう決まったのは、今年の6月でした。

ところが、夏の暑さもあり、大家さんが熱中症気味になってしまったので、少し涼しくなってからにしようと、

夏の終わりにリスケをしたのです。そして10月、今度は大家さんの心臓の具合がよくないとの事で、また延期になりました。

検査がおわり、異常なしとの朗報を受け、いよいよいよいよ、待ちに待った昨晩、開催の運びとなったわけです。

 

 

 

ちょうどボジョレーヌーボー解禁のタイミングでもあったので、

駅前の酒屋で買ってから行く事にしました。ボジョレーボジョレー...と店内を回っていると、

「お鍋に合うワイン」というものが目に入りました。なんとまあちょうどいいものがあるのでしょうか。

 

 

 

すき焼きだし、こっちのほうがいいじゃない、と思うわけです。

種類豊富な酒屋なんかに行くもんですから、こういう誘惑があるわけですね。まあ楽しい誘惑ではあるのですが。

というかまあ、誘惑というものは総じて楽しいものなのですが。

 

 

 

でもやはりここは「はじめから貴女に決めていました」と、ボジョレーを娶る事にしました。

 

 

 

「いらっしゃい、入って入って」

 

 

 

大家さんはお洒落なベレー帽を被って迎え入れてくれました。テーブルには彩のよいおつまみとサラダがもう用意されており、

真ん中に空きスペースが。なるほどなるほど、ここにすき焼きがくるのでしょう。と、そこで

 

 

 

「すき焼きって言ってたじゃない?でも今日はピザにしたの。あとちょっとで来ると思うわよ」

 

 

 

ボジョレーで正解。たまには誘惑に勝ってみるもんですね。

 

 

 

米が炊けました。今日は雑炊です。

 

 

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