米が炊けるまでの話
ウイニングラン

2月29日(土)、1日多い夜です。

 

 

昼間に気分転換しに自転車に乗って近くの川を見に行った。

ただ、川はどこまでも流れているので近くの川は結局遠くの川でもあるし、

なんなら海でもある。

 

 

とにかくその川の流れに沿ってゆっくり自転車を漕いで行くと

ふと途中で気が付いたことがある。

そうだ、私は川を見に来たわけではないのだ。

 

 

最初は喫茶店に行くはずだった。

しかし店の前について自転車を止め、扉の前まで行くと本日終了の張り紙。

それなら仕方がないので、そこから目と鼻の先にあるもう一軒の喫茶店に向かった。

するとこちらはこちらで本日貸切の張り紙。

まあこんな日もある。あきらめて帰ろうと気持ちを改めたが、少し名残惜しかったのだろう。

普段とは違う道で帰ることにした。

しかし、普段とは違う道なので帰り方がわからない。

とにかく道なりに自転車を漕いでいたらこの川を見つけた、というわけだ。

 

 

ならもう気が済むまでこの川と付き合おうじゃないかと心を決めて川沿いを走り出したわけだが、

しばらく行ったところでこの先行き止まりの看板。

喫茶店ならわかるが川にすら振られる始末。もの哀しい気持ちである。

だがこれも仕方がない。橋で向こう岸に渡り今度は川の流れに逆らってとぼとぼ走り出した。

 

 

そうして大通りまで出たところで考えた。

人間は本能的に左に曲がる習性があるらしい。なら右に行ってみようじゃないの。

すると程なくして前方に看板が見えてきた。その名も大勝軒。

 

 

 

山盛りのつけ麺を食べて颯爽と帰った。

 

 

 

おやすみ日本

 

 

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